玄人人気の高いユトリロ、その理由は!?

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    絵画ファンの皆さま、こんにちは!

     

    今日は画家モーリス・ユトリロについて取り上げてみたいと思います。

     

    ユトリロって、絵画好きの方の中でとても人気がある画家です。

    一般の人に有名なゴッホやモネやルノワールといった印象派の画家とは違い

    日本ではそこまで有名ではありませんが、絵画ファンの方に聞いてみると

    「ユトリロが好き!」という人がとても多いことに気づきます。

     

    今日はそのユトリロの魅力を探ってみましょう!

     

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    モーリス・ユトリロ (Maurice Utrillo)

    1883年〜1955年 パリ派

    1883年12月26日フランス、パリに生まれる。
    ユトリロの母はシュザンヌ・ヴァラドン。

    父親は不明。

    母シュザンヌは当時ルノワールなどの名だたる画家の作品モデルを務めていました。

    そして自身も画家としての活動をしていました。

     

    シュザンヌが18歳のときにユトリロを身ごもり出産。

    その後自由奔放な母はユトリロを育児放棄して祖母に預けてしまいます。

     

    寂しく育ったユトリロは幼い頃から精神病を患ってしまいます。


    17歳の時にはアルコール依存症で入院。

    しかしここで絵画と出会うのです。

    アルコール依存症の対症療法として絵を描くことを薦められ、絵画制作を始めました。

     

    20歳の頃から本格的な画家としての活動をするようになり、

    ここから「白の時代」と呼ばれる背景の白い作品を沢山描きました。

    この時期が画家としてもとても輝いていた時期です。

     

    しかしお酒とは離れることができなかったユトリロ。
    そんな中でもユトリロは1年間に600枚以上もの作品を描くようになりました。

     

    やがて精神的に安定した時期も出てきて、「白の時代」から「色彩の時代」へと

    移行していき、作品が明るくなりました。

     

    生涯を通して、ユトリロはアルコールや精神病に悩まされ 孤独を感じ、

    絵画制作い打ち込んできた画家です。 

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    そんなユトリロですが、生まれ育ったパリのモンマルトルの

    風景を何枚も何枚も描き続けました。

     

    お酒に溺れても描き続けたモンマルトルの風景。

    ユトリロにとってここはかけがえのない場所だったに違いありません。

     

    それではユトリロが愛したモンマルトルの風景を作品を通して見ていきましょう。

     

    モンマルトルのミミパンソンの家

    ユトリロモンマルトルのミミパンソンの家】 
    原画サイズ:46×60cm

     

     

     

     

    ミミパンソンの家 モンスニ通り

    ユトリロミミパンソンの家 モンスニ通り

     

    モンスニ通りは、モンマルトルの丘へ行く道です。

    このモンスニ通りを抜けてモンマルトルの丘へといきます。

    ユトリロはモンマルトルの街の道を「白の世界」で描きました。

     

     

     

     

    コタン小路

    ユトリロコタン小路
    制作年:1910年 

    原画サイズ:62×46cm 
    所蔵:パリ国立美術館
     

    この作品に描かれているコタン小路は、モンマルトルにある

    小さな小道です。

    現在も観光名所としてユトリロのファンが訪れていますが、

    とてもわかりにくい場所にひっそりとある道です。

     

     

     

     

    ラパン・アジル

    ユトリロラパン・アジル
    制作年:1912年 

    原画サイズ:61×50cm 
    所蔵:パリ国立美術

     

    この作品に描かれているラパンアジルは、モンマルトルにある

    歌酒場で、多くの画家たちが集いました。

    そしてこのラパンアジルは多くの画家によって描かれている主題です。

     

     

     

     

     

    ラパン・アジル

    ユトリロ雪のラパン・アジル

     

    ユトリロが描くラパンアジルはこのバージョンもあります。

    ユトリロは同じ題材で複数枚の作品を描いています。

    特にモンマルトルの丘にある小道を描いた作品は多数あります。

     

     

     

     

    ムーラン・ド・ラ・ギャレット

    ユトリロムーラン・ド・ラ・ギャレット
    原画サイズ:33.2 x 46.0 cm
    所蔵:ポーラ美術館
    制作年:1910年

     

    この作品に描かれているムーラン・ド・ラ・ギャレットは、

    モンマルトルの丘にある風車が有名なダンスホールです。

    ムーラン・ド・ラ・ギャレットも、多くの画家によって描かれている主題です。

    ルノワールロートレックゴッホなどの多くの画家が描いています。

     

     

    いかがでしたでしょうか。

    ユトリロの作品を通して、当時のモンマルトルの様子が見て取れると思います。

     

    私もモンマルトルの丘を実際に訪れましたが、

    想像していた雰囲気そのままでした。

     

    ユトリロが生まれ育った街モンマルトル。

    その土地を愛し、描き続けたユトリロ。

    素敵ですよね!

     

    絵画ファンならその土地を訪れてみたい、そう思わせる作品ばかりです。

     

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    JUGEMテーマ:ユトリロ


    モディリアーニが描く女性像

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      絵画ファンの皆さま、こんにちは!

       

      今日は画家モディリアーニについて取り上げてみたいと思います。

       

      モディリアーニと言えば、その”情熱的な恋”も有名ですよね。

      内縁の妻であったジャンヌは、モディリアーニの死後に後追い自殺をしてしまいました。

      モディリアーニもジャンヌを愛し、その肖像画をたくさん残しています。

       

       

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      アメデオ・モディリアーニAmedeo Modigliani

      1884年〜1920年 パリ派

      イタリア生まれの20世紀初頭に活動したパリ派の画家・彫刻家

      アメデオ・モディリアーニ。

       

      14歳の頃に風景画の画家に師事し、絵画を学び始めます。

      その後1906年に20歳の頃パリへ移住。ここから本格的な画家としての活動が始まります。

       

      パリへ移住後、ピカソやギヨームなどの画家と出会い絵画制作に打ち込みます。

      その後1909年モンパルナスに移ると、彫刻家としての活動に打ち込みます。

      1914年には再び絵画制作へと回帰。

      この頃にはユトリロや藤田嗣治などの画家と親交がありました。

       

      1917年に恋人ジャンヌと出会い、その情熱的な恋が作品にも描かれます。

      ジャンヌをモデルにした肖像画をたくさん描きます。

      しかし35歳という若さにしてモディリアーニは死去。

      そしてそれを追うように恋人ジャンヌも自殺。

       

      モディリアーニの作品の特徴は、描かれている人の体の曲線と、長い首、そして尖った目、輪郭。

      特に女性を描いた作品が多く、しなやかで官能的な女性特有の曲線を

      モディリアーニ独特の表現法でうまく描き表しています。

       

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      それではモディリアーニの特徴である尖った輪郭、尖った目の

      女性像を描いた作品の数々を見ていきましょう!

       

      今回は全て内縁の妻である”ジャンヌ・エビュテルヌ”の肖像画をご紹介します。

       

       

      大きな帽子のジャンヌ・エビュテルヌ

      モディリアーニ大きな帽子のジャンヌ・エビュテルヌ

      制作年:1617年 

      原画サイズ:55×38cm
      所蔵:個人所蔵

       

       

       

      若い女の肖像(ジャンヌ・エビュテルヌ)

      モディリアーニ若い女の肖像(ジャンヌ・エビュテルヌ)

      制作年:1917-18年 

      原画サイズ:46×29cm
      所蔵:個人所蔵

       

       

      青い眼の肖像(ジャンヌ・エビュテルヌ)

      モディリアーニ青い眼の肖像(ジャンヌ・エビュテルヌ)】 

      制作年:1617年 

      原画サイズ:55×46cm
      所蔵:フィラデルフィア美術館

       

       

       

       

       

      ジャンヌ・エビュテルヌの肖像

      モディリアーニジャンヌ・エビュテルヌの肖像】 

      制作年:1918年 

      原画サイズ:46×29cm
      所蔵:個人所蔵

       

       

       

       

      扉を背にしたジャンヌ・エビュテルヌの肖像

      モディリアーニ扉を背にしたジャンヌ・エビュテルヌの肖像

      制作年:1919年

      原画サイズ:130×81cm

      所蔵:個人所蔵

       

       

      いかがでしたでしょうか。

      どの作品も顔が長細く尖っているという特徴は同じですが、

      描かれ方が全然異なっていますよね。

       

      目が青かったり、はっきり描かれていたり、

      作品によって違います。

       

      でもどの作品もジャンヌを愛して描いたには違いありません。

       

       

       

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      カンディンスキーが描く抽象画

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        絵画ファンの皆さま、こんにちは!

         

        今日は画家「ワシリー・カンディンスキー」について見ていきたいと思います。

         

        カンディンスキーと言えば「抽象画」ですよね。

        丸や三角や四角といった形を組み合わせて、抽象画を描きました。

         

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        ワシリー・カンディンスキーWassily Kandinsky

        1866年〜1944年
         

        1866年12月4日ロシアのモスクワ生まれのワシリー・カンディンスキー。

        「抽象画の創始者」と言われる画家です。

         

        画家の道に進むきっかけとなったのは、モネの「積みわら」を見て、

        抽象画の原点がここにあると悟ったからだそうです。

        画家になる前にはモスクワ大学で法律と政治経済を学んでいました。
         

        画家としてだけでなく、舞台芸術家、評論家、教授としても活躍しました。

        モスクワで活動後、次第に共産党の縛りが強くなるモスクワを去り、

        やがてはドイツ、そしてフランスへと移住。

        ドイツとフランスでも活躍したカンディンスキーは、両国の国籍も取得しています。

         

        ドイツの占領下のフランスで個展を開催するなどして、ドイツの占領体制に抵抗し続けました。

        この頃にはドイツ国内で彼の作品は完全に批判の対象となっており、

        1937年ミュンヘンで行われた「退廃美術展」に出品された彼の作品は批判を浴びました。

         

        1944年12月13日フランスで死去。

         

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        抽象画の創始者と言われているカンディンスキーですが、

        その作品を見ていきましょう!

         

         

        Squares with Concentric Circles

        カンディンスキーSquares with Concentric Circles

         

        この作品はまさに丸と四角を組み合わせた作品です。

         

         

         

         

        omposition VIII

        カンディンスキーComposition VIII

         

        この作品は「点と線」を組み合わせて描かれた作品です。

         

         

         

         

         

        Yellow-Red-Blue

        カンディンスキーYellow-Red-Blue

         

        この作品は点と線、さらには色合いを組み合わせて描いた作品です。

         

         

         

        Moscow I

        カンディンスキーMoscow I

         

        この作品においては、先に紹介した作品よりも抽象画要素が少し薄れる作品です。

        モスクワの街をテーマに描いた作品です。

         

         

        Riding Couple

        カンディンスキーRiding Couple
         

        この作品は、抽象画というよりも点描に近い作品です。

        カンディンスキーはこのような点描作品も抽象画の一部として描きました。

         

         

        いかがでしたでしょうか。

        カンディンスキーの描く抽象画の世界を見て頂きました。

        ただ単に丸や四角をならべただけではなく、それに意味合いを持たせて描いたカンディンスキー。

         

        究極に辿りついたら丸や四角や点や線で絵画に表すことが出来るのですね。

         

         

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        オディロン・ルドンは幻想の世界を美しく描きました

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          絵画ファンの皆さま、こんにちは!

           

          今日は画家オディロン・ルドンについて取り上げてみたいと思います。

           

          ルドンといえばどのような作品を思い浮かべるでしょうか。

          幻想の世界を描いたパステルカラーの作品ですか?

          それとも花瓶に生けられたお花の絵でしょうか。

           

           

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          オディロン・ルドン(Odilon Redon)

          1840年〜1916年 象徴主義

           

          1840年フランス生まれの象徴主義オディロン・ルドン。

          生後2日で里子に出され、その後11歳まで親元を離れて過ごしました。

           

          病弱で内向的だったルドンは絵画に興味を持ち始めます。
          1864年にパリへ出た後、何人かの画家に師事する。

           

          1870年に普仏戦争に従軍後、1872年からは再びパリへ住む。

          ここからがルドンの画家として活躍する時期でした。

           

          石版画、油絵、水彩画など様々な作品を制作。

          晩年の50歳を過ぎたあたりから色彩豊かな作品を多く制作しました。

           

          「幻想の世界」を描くことも多かったルドン。

          自身の心の中に映るものを初期のころはモノクロで描き、

          晩年になるにつれて、色彩豊かに描かれていくようになりました。

           

          ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

           

          幼い頃に里子に出され寂しい思いをしてきたからでしょうか。

          ルドンの描く世界は、実際に見えるものよりも幻想の世界を自分で作り出して

          それをキャンバスに描くことをしました。

           

          ルドンのとった「象徴主義」とは、実際に見えるものを写実的に描く「写実主義」

          とは反対で、内側の世界観を象徴によって表現するものです。

           

          その象徴主義で描かれた作品を画像とともに見ていきましょう。

           

           

          アポロンの馬車

          ルドンアポロンの馬車
          制作年:1910年 

          原画サイズ:91.5×77cm
          所蔵:オルセー美術館

           

          この作品に描かれているアポロンはギリシャ神話に出てくる神ですが、

          画家ドラクロワがルーヴル美術館の「アポロンの間」の天井画に描いている主題で

          ルドンはドラクロワを尊敬していた為深く感銘を受け

          この主題で何枚も作品を描きました。

           

           

           

          アポロの馬車

          ルドンアポロンの馬車

          制作年:1912年

           

          アポロンの馬車を描いた作品はこのバージョンもあります。

          ルドンは晩年にアポロンを主題にして多くの作品を残しています。

           

           

           

           

          仏陀

          ルドン仏陀

          制作年:1905年 

          原画サイズ:90×73cm
          所蔵:オルセー美術館

           

          この作品は、仏教の創始者ゴーダマ・シッダールダを描いたものとされています。

           

           

           

           

          キュクロプス

          ルドンキュクロプス
          制作年:1914年頃
          原画サイズ:64 cm × 51 cm
          所蔵:クレラー・ミュラー美術館

           

          この作品に描かれているキュクロプスは、ギリシア神話に登場する

          卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人・下級神、

          あるいはそれらを下敷きにした伝説の生物を描いたものです。

           

           

           

          ペガソス

          ルドンペガソス

          制作年:1907-1910年頃
          原画サイズ:80.7 cm× 65cm
          所蔵:ひろしま美術館

           

          この作品もギリシャ神話のペガソスを描いた作品です。

          ペガソスはアンドロメダ救出や怪獣キマイラ退治で活躍する

          有翼の神馬とされています。

           

           

          いかがでしたでしょうか。

          ルドンの描く世界は、ギリシャ神話をモチーフにしながら

          ルドンの世界観を存分に作品に載せて描きました。

           

          実はルドンは「お花」の絵を多く描いています。

          次回は、ルドンが描くお花の絵をご紹介したいと思います!

           

           

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          クリムトの金色を使った豪華な作品たち

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            絵画ファンの皆さま、こんにちは!

             

            今日はグスタフ・クリムトについて取り上げてみたいと思います。

             

            クリムトといえば「金」!!!

            キンキラキンの豪華な作品というイメージがあるのではないでしょうか。

             

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            グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)

            1862年〜1918年 象徴主義

            1862年オーストリア生まれ象徴主義のグスタフ・クリムト。

            若い頃から画家としての才能を発揮し、17歳でオーストリア皇帝の

            銀行式の祝祭計画にも参加するほどでした。

             

            装飾家としての仕事で名声をあげたクリムト。

            ウィーン美術界でその名を轟かせます。

            天井画や壁画を多く手がけました。

             

            クリムトは、作品に妖艶な女性を多く描いています。

            ただ美しく女性を描くだけではなく、女性の一生涯を描くような

            テーマ性を持った作品だったり、何かしらの意味を持たせた作品を多く制作している。

             

            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

             

            それではクリムトが描く金色の豪華な作品を見ていきましょう!

            まずは最も有名なこの作品から。

             

             

            接吻

            グスタフ・クリムト接吻

            制作年:1908年

            原画サイズ:180×180cm

            所蔵:ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館

             

            この作品はクリムト自身とその恋人のエミーリエ・フレーゲをモデルにしたとされています。

            クリムトは生涯独身で、付き合った女性も多数だったと言いますが

            このエミーリエ・フレーゲが最愛の人だったとも言われています。

             

             

             

             

            アデレ・ブロック=バウアーの肖像

            グスタフ・クリムトアデレ・ブロック=バウアーの肖像

            制作年:1907年

            原画サイズ:138 cm × 138 cm

            所蔵:ノイエ・ガレリエ

             

            クリムトが約3年間費やして描いた作品です。

            描かれているのは銀行家兼実業家のフェルディナント・ブロッホ・バウアー

            の妻であるアデーレ。

             

             

             

             

             

             

            ヒュギエイア

            グスタフ・クリムトヒュギエイア

             

            この作品に描かれている「ヒュギエイア」とは”健康の女神”です。

             

             

             

             

             

            希望

            グスタフ・クリムト希望

            制作年:1908年

            原画サイズ:110×110cm

            所蔵:ニューヨーク近代美術館

             

            この作品に描かれているテーマは「妊娠」

            当時このような妊娠をテーマとする作品はタブーとされている中

            クリムトは女性の生涯に関わるテーマで作品をたくさん描き批判を浴びました。

             

             

             

             

            人生の三段階

            グスタフ・クリムト【人生の三段階】
            制作年:1905年
            原画サイズ:180×180cm

             

            この作品も、女性の生涯をテーマに描いた作品です。

            生まれてきた子、母親、老い、その三段階を描きました。

             

             

             

             

             

            ユディト1

            グスタフ・クリムトユディト
            制作年:1901年
            原画サイズ:82×42cm
            所蔵:オーストリア美術館

            この作品に描かれているのは旧約外典に描かれているユディトという女性です。
             

             

            いかがでしたでしょうか?

            クリムトは女性をテーマに多くの作品を描きました。

             

            作品には多くの金色が使用され、見た目にも非常に豪華な作品になっています。

            またその原画サイズに注目するとどれも大きい!

            装飾家として壁画や天井画を描いたものも多いため、サイズも大きくなっています。

             

            女性の一生涯をテーマに描くクリムト。

            クリムト自身の生涯もたくさんの女性と付き合いがあったようです。

            そういう経験値から生み出された作品なのかもしれませんね。

             

             

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            JUGEMテーマ:クリムト

             


            セザンヌが「近代絵画の父」と言われる所以

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              絵画ファンの皆さま、こんにちは!

               

              今日は”ポール・セザンヌ”について取り上げたいと思います。

               

              セザンヌと言えばどんなことを思いつくでしょうか。

              私はと言えば “リンゴの静物画” というイメージがあります。

               

              近代絵画の父と呼ばれるセザンヌ。

              その技法から20世紀の美術界に大きな影響を与えたため

              このようなあだ名が付きました。

               

              なぜ近代絵画の父なのか?

              そのあたりを詳しく見ていきたいと思います。

               

              ーーーーーーーーーーーーーーーー

               

              ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)

              1839年〜1906年 印象派

              1839年フランス生まれの印象派の画家、ポール・セザンヌ。

               

              銀行家の父のもとに生まれ、経済的に裕福な家庭で育ちました。

              若い頃は法律を学ぶように父親から勧められ法律学校に入学させられたものの、

              学業よりもやはり興味の強かった絵画を学ぶことに力を注ぎました。

               

              結局1861年に法律の勉強を放り出して画家への道を目指しパリへと向かいます。

              その頃に出会った画家ピサロから印象派の描き方を影響を受けたセザンヌ。

              それからの画風が変わってきます。

               

              セザンヌの描く作品は果物等を画題とした静物画が多く、

              ベタっと塗られているように見える絵の具も、そしてただ置かれているように

              見える静物の配置も、全て計算されて描かれています。

              その技法がキュビスムと言われ、セザンヌが始めてピカソなど後世の

              画家たちに影響を大きく与えました。

               

              ーーーーーーーーーーーーーーーー

               

              「キュビスム」と言われても、それがどのような技法なのか

              いまいちパッと分かりませんよね。

               

              実際にセザンヌが描いた作品を画像とともに見ていきましょう。

               

              キョビスムとは、描かれる対象物を幾何学的図形に還元して描く手法です。

              丸とか四角とかでモノを表して描きます。

               

              絵画は2次元なのに、丸とか四角っぽく描くことによって奥行きを表現し

              3次元のように見せる技法だそうです。

               

              ピカソが描く作品を思い浮かべれば分かりやすいかと思いますが、

              キュビスムを始めたのがピカソで、それに影響を与えたのがセザンヌだと言われているのです。

              そのためセザンヌが「近代絵画の父」と言われているのですね。

               

               

              砂糖壷、梨とテーブルクロス

              ポール・セザンヌ砂糖壷、梨とテーブルクロス
              制作年:1893年 
              所蔵:ポーラ美術館

               

               

               

               

              りんごとナプキン

              ポール・セザンヌりんごとナプキン
              制作年:1879-80年 
              所蔵:損保ジャパン東郷青児美術館

               

               

               

               

              りんごとテーブルクロス

              ポール・セザンヌりんごとテーブルクロス
              制作年:1879年 
              所蔵:三菱一号館美術館

               

               

               

               

              卓上の果物と水差し

              ポール・セザンヌ卓上の果物と水差し
              1890-94年頃
              原画サイズ:32.4×40.6cm
              所蔵:ボストン美術館

               

               

              いかがでしたでしょうか。

              キュビスムの始まりを見てとれましたでしょうか?

               

              セザンヌが描く風景画もたくさんあって、そちらの方がキュビスム

              を見てとれやすいかもしれません。

              次回続きをご紹介します!

               

              ☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*

               

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              JUGEMテーマ:ポール・セザンヌ


              ファンタジー!ルソーの描く世界

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                絵画ファンの皆さま、こんにちは!

                 

                今日注目する画家は ”アンリ・ルソー

                ルソーと言えば、パッと思いつくのがその画風。

                 

                とってもファンタジーでポップな印象の作品ですよね。

                これまでの印象派の画家たちとは全く違うタッチで描かれている作品です。

                 

                ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                アンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソー
                (Henri Julien Félix Rousseau)

                1844年〜1910年

                1844年フランス生まれのアンリ・ルソー。

                元々はパリの税関に勤めていたが、仕事の余暇を利用して

                絵画制作に打ち込み、独学で画法を習得しました。

                 

                約20年ものあいだ税関吏として働いていたため

                ”ル・ドゥアニエ”(税関吏)というあだ名がついています。

                 

                1885年に税関を退社後、本格的に画家の道を目指しました。

                彼の描く作品は、見るものをほっとさせるようなファンタジー溢れる作品が多い。

                 

                画派としては”素朴派”と言われています。

                 

                ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                 

                 

                私自身、肖像=風景

                アンリ・ルソー私自身、肖像=風景
                制作年:1890年
                所蔵:プラハ国立美術館

                 

                この作品はルソーが自分自身を描いた作品です。

                この作品が描かれた当時、まだ税関史として働いていたルソー。

                これから本格的に画家としてやっていくぞ!と

                気持ちを込めて描いたのでしょうか。

                 

                 

                 

                 

                眠るジプシー女

                アンリ・ルソー眠れるジプシー女
                制作年:1897年
                所蔵:ニューヨーク近代美術館

                 

                この作品に描かれているジプシーはルソー自身を投影したものと言われています。

                ライオンは獣たちを庇護する王と言われています。

                ルソーはこの作品に、自分自身の思いを乗せて描きました。

                 

                 

                 

                 

                蛇使いの女

                アンリ・ルソー蛇使いの女
                制作年:1907年
                所蔵:オルセー美術館

                 

                この作品でルソーの評価がグッと高まったと言われる作品。

                真っ黒に描かれている蛇使いの女が不気味です。

                 

                 

                 

                 

                 

                夢

                アンリ・ルソー

                制作年:1910年

                所蔵:ニューヨーク近代美術館

                原画サイズ:204.5cm×298.5cm

                 

                この作品はルソーの代表作「夢」

                サイズを見ていただいたらわかるように、超巨大作品です。

                実際にこれを原画で見たらものすごい迫力でしょうね。

                 

                 

                 

                 

                カーニバルの夕べ

                アンリ・ルソーカーニバルの夕べ

                制作年:1886年

                所蔵:フィラデルフィア美術館

                 

                この作品は珍しく税関を退職する前に描かれた作品です。

                ルソーは税関史として働いていた時にも、週末に画家として

                制作活動に励んでいました。

                 

                 

                 

                 

                飢えたライオン

                アンリ・ルソー飢えたライオン
                制作年:1905年

                原画サイズ:200 cm × 301 cm

                所蔵:バイエラー財団

                 

                この作品も「夢」と並んで超巨大作品です。

                正式な題は「飢えたライオンは身を投げ出してカモシカに襲いかかる」だそうです。(フランス語)

                ジャングルを描いたこの作品は、画家としての初期の頃に描いていたが

                約10年ほどのブランクがあった後に、再び描いたのが本作です。

                 

                 

                 

                いかがでしたでしょうか?

                どの作品も色鮮やかに描かれていて、ファンタジー感溢れる作品ばかりですよね。

                アンリ・ルソーの世界観にハマる人は多いと思います。

                 

                それにしても20年にもわたる税関史からの転職、

                私たちももしかすると、まだ見ぬ才能が開花するかもしれませんね!

                 

                 

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                JUGEMテーマ:ルソー


                風景画を描き続けた画家シスレー

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                  絵画ファンの皆さま、こんにちは!

                   

                  今日は画家”アルフレッド・シスレー”をピックアップしてみたいと思います。

                  シスレーと言えば「風景画」ではないでしょうか。

                   

                  シスレーはおとなしい性格だったと言われており、

                  その性格が作風に出ており、穏やかな落ち着いた作品が多いです。

                   

                  まずはシスレーってどんな画家!?というところから見ていきましょう。

                   

                   

                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                  アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)

                  1839年〜1899年 印象派

                  1839年フランス生まれのイギリス人である印象派アルフレッド・シスレー。

                  モネやルノアールとともに印象派を形成した画家の一人です。

                   

                  裕福な商人の息子として何不自由なく生まれました。

                  しかしのちに父の破産により経済的困窮に陥ることになります。

                   

                  1862年グレールの画塾に入り、ルノアール、モネと知り合い、

                  彼らと共に1860年代はパリとその近郊などで制作活動を行いました。

                   

                  作品の特徴としては、「風景画」に尽きると思います。

                  村、河辺、田園などを生涯において描き続けました。

                   

                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                   

                  前述した通り、シスレーは”風景画”を描き続けました。

                   

                  1868年頃、印象派の画家たちと制作に勤しみました。

                  印象派展にも参加し、モネやルノワールといった画家たちと交流を深めていました。

                   

                  1871年にはパリを去り、ヴォワザンへ移住します。

                  その後アルジャントゥイユやヴージヴァル、ポールマルリなどの町

                  に住み、絵画制作に励みました。

                   

                  1880年代の晩年には郊外のロワン川周辺の町に移住し、

                  自然に囲まれながらその土地の風景を描きました。

                   

                  色々な土地に住んだシスレー。

                  そのどれも自然豊かな田舎町。

                  田舎が好きなんでしょうね。

                   

                  それでは実際にシスレーが描いた自然いっぱいの風景画を

                  移住したそれぞれの街の風景画を通して見ていきましょう。

                   

                   

                  ルーヴシエンヌの初雪

                  シスレールーヴシエンヌの初雪

                  制作年:1871-72年

                  原画サイズ:54cm×73cm

                  所蔵:ボストン美術館

                   

                  この作品に描かれているルーヴシエンヌは、パリの西方向にあるセーヌ河沿いにある街です。

                  高台にあるため冬には雪が降ります。

                   

                   

                   

                   

                  アルジャントゥイユのセーヌ河

                  シスレーアルジャントゥイユのセーヌ河

                  制作年:1872年

                  原画サイズ:50×73cm

                  所蔵:個人蔵

                   

                  本作は1872年にシスレーが移り住んだアルジャントゥイユという

                  セーヌ河流域の街を描いたものです。

                  アルジャントゥイユはシスレーの他にもモネやルノワールといった画家たちも

                  好んで描いた街です。

                   

                   

                   

                   

                  アルジャントゥイユのエロイーズ大通り

                  シスレーアルジャントゥイユのエロイーズ大通り

                  制作年:1872年

                  原画サイズ:39 x 61 cm

                  所蔵:ワシントン・ナショナル・ギャラリー

                   

                  こちらもアルジャントゥイユを描いた作品ですが、

                  こちらは川ではなく街中の様子です。

                   

                   

                   

                   

                  サン・マメスのロワン河畔

                  シスレーサン・マメスのロワン河畔

                  制作年:1885年

                  原画サイズ:38.7 x 55.6 cm

                  所蔵:ポーラ美術館

                   

                  この作品に描かれているサン・マメスは、モレ・シュル・ロワンの北側、

                  セーヌ河とロワン河の合流地点にある街です。

                  シスレーは1882年9月にロワン河畔のこの街に移り住み

                  この地を中心に作品を制作しました。

                  光の捉え方た非常に美しい作品です。

                   

                   

                   

                   

                  モレ・シュル・ロワン

                  シスレーモレ・シュル・ロワン

                  制作年:1891年

                  原画サイズ:65cm×92cm

                  所蔵:個人蔵

                   

                  晩年の1889年にモレ・シュル・ロワンという街へ移住したシスレー。

                  この街は「モレの教会」と言われるノートルダム教会が有名で、

                  シスレーはこの街で教会を描いた連作を生み出しています。

                   

                  いかがでしたでしょうか。

                  シスレーは自然たっぷりの街を好み、自然をもとめてどんどん移住していきました。

                  都会よりも自然が、風景画のデッサンには良さそうですよね。

                   

                  シスレーが描いた街を、実際に訪れて自然を感じてみたい。

                  そう思います。

                   

                   

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                  JUGEMテーマ:シスレー

                   


                  印象派展にフル出席!ピサロは印象派のお父さん

                  0

                    絵画ファンの皆さま、こんにちは!

                     

                    今日は印象派のまとめ役”カミーユ・ピサロ”に迫ってみたいと思います。

                     

                    皆さんはピサロと聞くと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。

                    私は、ピサロの優しく柔らかい印象の作品も思い浮かべますが

                    それよりもまず性格が「お父さん」的な要素!だというイメージが湧きます。

                     

                    だいたいの画家に関しては、その画家の作品が先に思い浮かぶのですが

                    ピサロに関してはその性格や人柄がまず思い浮かびます。

                     

                    画家ピサロは一体どのような人物だったのでしょうか。

                     

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                    ジャコブ・カミーユ・ピサロ(Jacob Camille Pissarro)
                    1830年〜1903年 印象派

                     

                    1830年カリブ海にあるセント・トマス島(当時デンマーク領)生まれの印象派の画家カミーユ・ピサロ。

                    印象派の画家の中では他のメンバーより10歳ほど年が上だった為、

                    お父さん的存在でまとめ役だったとされている。

                    年齢だけではなく、その慕われやすい性格も相まって

                    モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなどの画家から慕われていました。

                    (特にセザンヌとは仲が良かったそうです)

                     

                    作品は印象派として風景画を多く描き、大きな点描写のような技法で描かれています。
                    展覧会では第1-8回印象派展まで、全ての展覧会に出展し続けた唯一の画家です。

                     

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                    ピサロといえば、風景画!

                    その風景画のタッチが独特で、とても大きな点描のような感じのタッチです。

                    その独特の描き方がピサロの特徴。

                     

                    1869年からパリ郊外のルーブシエンヌという土地に移り住みました。

                    ルーブシエンヌといえば、多くの画家がこの土地の風景を描いていますが

                    この時はモネシスレールノワールとともにこのルーブシエンヌに住み

                    戸外でデッサンをしたそうです。

                     

                    当時ピサロは40歳目前。

                    他の画家は30歳前後の中、お父さんピサロも一緒に戸外でデッサンをします。

                    慕われていますよね〜

                     

                    全8回の印象派展に全出席したことも特筆すべきことです。

                    途中の第4回あたりで風景画を描く画家と風俗画を描く画家で

                    分裂がはじまったり、それぞれの画家が向かう方向が違ってきたため

                    まとまりが悪くなりました。

                     

                    それでもピサロはその仲を取り持とうと必死に行動します。

                    みんなのまとめ役ですよね。

                    そして自身だけは第8回すべてに参加したというわけです。

                    もう、ピサロの性格が滲み出ていますよね〜

                     

                    そんなわけで、話は長くなりましたがピサロが描く独特の

                    柔らかな印象の風景画をみていきましょう!

                     

                     

                    赤い屋根

                    ピサロ赤い屋根

                    1877年 

                    原画サイズ:65.5×54.5cm
                    所蔵:オルセー美術館

                     

                    本作はポントワーズの裏側にあるエルミタージュ地区の風景を描いた作品です。

                     

                     

                     

                    昼寝

                    ピサロ昼寝】 
                    制作年:1899年
                    所蔵:個人蔵

                    本作は1899年ピサロにとって画家人生晩年の頃、

                    エラニーという街に住んでいた頃に描いた作品です。
                    パリ郊外にあるエラニーは自然たっぷりの農村部で、

                    ピサロはこの地に住み農家の様子を沢山描きました。
                    この作品は積みわらのそばで農家の人が休んでいるというひとコマを描いた作品です。

                     

                     

                    ルーブシエンヌ

                    ピサロルーヴシエンヌ 】 

                    ピサロは1869年からパリ郊外のルーブシエンヌという土地に移り住みました。

                    モネ、シスレー、ルノワールとともにこのルーブシエンヌに住みデッサンをしました。

                    ピサロは普仏戦争が始まる1870年までこの土地に住んだのと、その後の1871-72年の間

                    ここで生活しました。

                     


                    井戸端の女と子供

                    ピサロ井戸端の女と子供】 

                    制作年;1882年 

                    原画サイズ:81×65cm
                    所蔵:シカゴ美術研究所

                    1882年オスニーに移り住んでこの絵を描きました。

                    この作品のモデルとなっているのは、4歳の四男リュドヴイクとお手伝いさんです。
                     


                    干し草の刈り入れ〜エラニーにて〜

                    ピサロ干し草の刈り入れ〜エラニーにて〜】 

                    制作年:1892年 

                    原画サイズ:73×60cm
                    所蔵:シカゴ美術研究所

                    1884年から晩年にかけてピサロはエラニーという土地に移り住んだ。

                    パリの北西郊外約70kmのところに位置し自然いっぱいのこの土地で

                    ピサロはアトリエを構えた。りんごの果樹園が周りにあったため

                    この時期の作品にはりんごの木が多く描かれている。
                     

                     

                    いかがでしたでしょうか。

                    どの作品もとても柔らかな雰囲気で、ピサロの性格が出てると思いませんか!?

                     

                    みんなのお父さん、カミーユ・ピサロ。

                    温かみのある作品がとてもすきです。

                     

                     

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                    JUGEMテーマ:カミーユ・ピサロ

                     


                    スキャンダラスな作品を生み出したエドゥアール・マネ

                    0

                      絵画ファンの皆さま、こんにちは!

                      今日は印象派の巨匠エドゥアール・マネに注目してみたいと思います!

                       

                      よくマネモネがごっちゃになって紛らわしい!と言われますが

                      マネとモネは作風が全く違います。

                      (※ちなみに二人は仲良く一緒にデッサンしていた時期もありますが)

                       

                      まずはマネについて、改めてご紹介しますね!

                       

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                      エドゥアール・マネ(Edouard Manet) 

                      1832年〜1883年 

                       

                      1832年フランスのパリ生まれのエドゥワール・マネ。

                      法務省の高級官僚であった父と、外交官であった母のもとに生まれました。

                       

                      父親は法律の道に進んで欲しいという願いがあったが、マネは芸術に興味を持ちます。

                      画家になりたかったマネですが、もちろん両親には反対され

                      仕方なく海軍学校を受験しますが不合格に。

                      その後両親を説得し画家の道へと進みます。


                      1863年に出品した「草上の昼食」という作品がスキャンダラスな問題作として物議を醸しました。

                      1865年に出品した「オランピア」がこれまた物議を醸す作品となります。

                      そんなマネですが、モネ、ルノワール、ピサロ等の画家によって形成される

                      バティニョール派(後の印象派)から慕われ、リーダー的存在となります。

                       

                      作品の特徴としては、近代の日常、風俗、静物、歴史、肖像、裸婦、風景など

                      様々な画題を描き、また当時流行していた日本の浮世絵からも影響を受けたとされています。

                       

                      ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                       

                      マネはいろんな意味で美術界に物議を醸す作品を多く生み出しています。

                      どんな作品を描いたのか、なぜ物議を醸したのかをみていきましょう!

                       

                      草上の昼食

                      エドゥアール・マネ草上の昼食

                      制作年:1863年

                      原画サイズ:207 × 265 cm

                      所蔵:オルセー美術館

                       

                      この作品を見ていただくとわかると思いますが、普通の風景画で女性が裸で、

                      男性が服を着ているという不思議な光景が描かれています。

                      これまでの時代では現実ではなく想像の世界を描いた場合、ヴィーナスのような

                      裸婦を描いた作品はありましたが、このように現実の風景画を描いた中で

                      着衣の男性と裸婦が同時に描かれるというのは珍しく風紀に反すると考えられました。

                       

                       

                      オランピア

                      エドゥアール・マネオランピア

                      制作年:1863年

                      原画サイズ:130.5 × 191 cm

                      所蔵:オルセー美術館

                       

                      この作品も物議を醸した作品です。

                      裸婦が描かれていますが、昔の時代のヴィーナスのような理想像を

                      描いたものではなく実際の女性の裸婦像だったため、本作も風紀的な問題で批判されました。

                       

                       

                       

                      フォリー=ベルジェール劇場のバー

                      エドゥアール・マネフォリー・ベルジェール劇場のバー

                      制作年:1882年

                      原画サイズ:96 × 130 cm

                      所蔵:コートールド・ギャラリー

                       

                      この作品が物議を醸したのは、その構図がおかしいということ。

                      正面から見た姿と、作品に描かれている鏡の中に写る姿が合致せず

                      構図的におかしい!と言われて批判されました。

                      しかしマネ曰く、あえてこのような感じで描いた、遠近法や写実的な

                      描き方を無視して、女性に焦点を当てて描いたのだと言われています。

                       

                       

                      アブサンを飲む男

                      エドゥアール・マネアブサンを飲む男

                      制作年:1859年
                      原画サイズ:181×106cm

                      所蔵:ニイ・カールスベルグ美術館

                       

                      1859年のサロンで落選した作品です。

                      アブサンとは当時流行っていたお酒の名前で

                      アルコール度数も非常に高いお酒です。

                      このアブサンを飲んでアルコール中毒になる人も結構いたようで

                      中毒的な要素があるお酒でした。

                      この作品もアブサンを飲んでいる男性を描いたものですが、

                      そもそも”アブサン”をテーマにして描くことがサロンにふさわしくない!と批判されました。

                      また描き方もまるで下絵のようだと批判されました。

                       

                       

                      いかがでしたでしょうか。

                      マネは画家人生でいろんな批判を受け、物議を醸した作品を多く残しています。

                       

                      しかし、マネ自体は他の印象派の画家から支持され

                      モネルノワールピサロなどの画家によって形成される

                      バティニョール派(後の印象派)から慕われ、リーダー的存在となります。

                       

                      モネとはとても親しく関係を築き、アルジャントゥイユを訪れてデッサンしたりもしていました。

                       

                      色々話題作の多いマネ、もっと作品を見てみたくなりますよね。

                       

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